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いわゆる夢小説。しかし名前変換が無い。そしてファンタジー。
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やっぱりそうか、と思いつつ、私はあることを決心した。
そのあることというのは、勿論。

―――無視してしまおう。

ということだった。だってもう女神様ネタはお腹一杯だし、つまらないし、レディローズのために闇騎士を見つけてあげたいし、私も彼に若干の情が移ってしまったし。
つまりはとりあえず、闇騎士探しを急ぎたかったのだ。

ごめんね騎士さん。私も忙しいんだ。
心の中だけでこっそり謝罪して、周囲をくるりと見渡す。
その間も騎士さんは頭を下げたままで、見本となるような土下座の体勢をこれっぽっちも崩してはいなかった。

『どこ行ったんだろう』
ぽつりと呟いたけれど、彼は頭を下げたままだ。
どうやら彼には姿が見えるだけバージョンのようだ。声は届かないらしい。
いろんなバージョンがあるものだなあと感心した私の正面で、未だ土下座姿勢だった彼は恐る恐るといった風に顔を上げ、そうして私を見つめた。
……というのは正しくないな。正確には、目が合った瞬間に「ひい」という失礼すぎる声を上げて再び頭を下げられたわけである。

『失礼な』

ううむ、しかし、今の顔、どこかで見たことがあるぞ。
銀なのか灰色なのか悩む髪。頼りになりそうな体躯。端整な、甘いマスク。
城下の女の子達の憧れの騎士様。

あっ!と、以前城下で見かけた騎士団を思い出す。
色男揃いで人気のある騎士団の中でも、一際女の子からの熱視線を受けていた、ええと、名前はたしか―――。
『あれか、鳳家の坊ちゃんか』
ぽむと手を打って思い出す。
なるほどなるほど、通りで見たことがある顔だと思った。パーティーなんかでもよく見る顔だ。

ああ、騎士団が派遣されたっていう話だし、彼もその一人なのか。
『……っていうか、もしかしてもう闇騎士は見つかったわけ?』
それならとんだ無駄足だった。
まあ保護されたのなら、それはそれで結果オーライなのだが、まあ乗りかかった船だ。
保護されたにしても何にしても、とりあえず闇騎士の姿を確認するだけしておこう、と小さく頷く。
闇騎士が見つかったというのなら、おそらく森の入り口あたりに騎士団の馬車が停まっているはずだ。
ここに鳳家の坊ちゃんがいるのだから、すでにここを発ったなんてことはないだろう。

そう思い、ふわりと体を空に浮かせようとした瞬間、彼は私が去っていきそうになったのを引き止めるように「女神様!」と声を上げた。
向けられた真っ直ぐの視線に、ちょっとばかりうろたえる。

「め、めが、女神様……!」

ちょっと落ち着けよ、と言いたくなるような口調で呼ばれれば、放って行く気もちょっぴりだけ失せるというものだ。
まあまあ、落ち着いて話してみなされ、とご隠居様の気持ちになるではないか。
私は『なあに?』とでもいうように首を傾げてみせた。―――そうすると、何故か拝み始めたのである。

『お、拝むなー!』

死んだみたいな気分になってくるでしょうがー!
大きく声を上げ、ふわりと空に浮き、一気に上空へと飛び立つ。
下から「ああっ!女神様?!」と声が追ってきたが、無視無視!
いきなり拝まれたこっちの身にもなって欲しい。微妙に気分が悪いではないか。
まったく失礼だな!とぷりぷりしながら、私は眼下に広がる深い森を見渡した。

騎士団はどっちにいるだろう、なんて考えながら。




***





「ししし宍戸さーん!さっき俺、めめめ女神様を見てしまいました!」
「……頭沸いたんじゃねーかお前、それより落としたっつー紋章は見つかったのかよ。闇騎士を運ぶときに落としたとか何とか言ってただろうが」
「それが!女神様が見つけてくださったんですよ、ほら!ああ、それにしても、綺麗だったなぁ!遠目だからよく分からなかったんですけど、神々しいっていうか」
「そりゃ女神なら神々しいのは当たり前だろ。神だろうが」
「そうじゃないんですよ、もう、宍戸さんは分かってないですね!本当に髪も瞳も漆黒で、夜色のドレスを着ていてですね、浮かべられた微笑みはまさに万物の母のようで……!」
「(気持ち悪いなこいつ)」
「一瞬の間にすっと消えてしまわれたので慌てて駆け寄ってみたら、女神様の足元に落とした紋章があったんです!」
「そりゃよかったな。いいからさっさと戻るぞ。忍足辺りがうるせーだろうが」
「ああ、本当に綺麗だったなぁ……!」
「話を聞けー!」





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太陽が眠ることを知らない空は、眩しいほどに明るい。
その空の真ん中で、私は森を見下ろしながら『それにしても』と呟いた。

『それにしても、こんな広い森なのによく見つかったなあ』

まあ、ヨルは国宝とも言える存在だし、しかも双黒である闇騎士だ。
彼を探すためなら、派遣されたっていう騎士団もおそらくそれなりの人数がいるだろうし、見つけるのはたいして難しいことではないのかもしれない。
魔術を使うっていう手もあるし、なんて考えて、すいすいと空を泳ぐ。

その瞬間、かちりと、視線が縫いとめられた。
『……お?』
おおお?と視線を一点に止める。そうして「やっぱり」と笑みを浮かべた。
森のすぐ脇の街道に、ありんこみたいな黒い点々が見える。
いや、実際はアリなんかじゃなくて軍服を着た人間なのだが―――うーむ、ムスカの気分になるな。「ふはははは、見ろ!人間がゴミのようだ!」と言ってみたくなる。

数百メートルはあろうかという距離だったけれど、びゅうと風に乗れば、ほんの数秒。
ほんの数秒の間に私は彼らの上に到着して、おっと声を上げた。

『やっぱりそうだ』

どうやら目的であった闇騎士は無事発見されたらしく、木の傍に座り込んで、治癒術が使える騎士に術をかけてもらっているところだった。
数日間森の中で一人ぼっちだった闇騎士は、飲まず食わずで数日を過ごしたせいで、幾分かやつれていたけれど、それでも何とか命は取り留めたらしい。
黒い双璧は閉じられていて、気を失っているのかと思いきや、そうではないようだ。
隣の騎士に「闇騎士様」と呼ばれたとき、彼はそっと目を開けた。

「これで一応動けはするかと思うのですが……私の力ではこれが精一杯ですので、王都に戻ってから―――」
「ああ、すまない。大分楽になった。動けそうだ」

その声は随分と掠れていたけれど、今にも死にそう!というわけではない。
私はほっと胸を撫で下ろした。
よかった。これで死なれてたら目覚めが悪いもんね。
これでレディローズにも顔向けできるってものである。

ゆっくりと降下して、ちょうど闇騎士の前に着地する。
どうやら今日の闇騎士には見えないようで、ちょっぴり残念に思った。
まあ見えたら見えたで面倒なんだけど。

『闇騎士』
呟くように小さく呼ぶと、闇騎士はそれまでぼんやりとどこかに向けていた視線をぱっと私の方へと向けた。
「……?」
気のせいか、といくらか沈んだ声でそう言って、闇騎士は力ない動作で首を横に振った。

……今日の闇騎士は聞こえはするらしい。

どうしようかと一瞬悩んで、それでも私は再びを口を開いて、やっぱりまた閉じた。
よっ、元気?なんて言おうと思ったものの、私と闇騎士はそれほど親しくないし、しかも闇騎士は私のことを女神だと思っているのだ。「よっ」とか言えるはずがない。

『……闇騎士、』
とりあえず呼んでみると、闇騎士は再び顔を上げて、視線だけで辺りを探る。
その漆黒の瞳にほんの僅かだけど光が差したのを見とめて、私はこほんと喉を鳴らし、闇騎士、と再び名を呼んだ。
あ、そういえば闇騎士と呼ぶなと言われたんだった。まあいいか。

『助かってよかったね』
「……女神?」
ああしかしこの女神という呼び方は本当に慣れないというか赤面ものというか、いっそぶん殴りたくなるというか……あまり心地いいものではないな。
居心地の悪さを感じながらも、うむ、と肯定してみせると闇騎士は視線をうろうろさせてから、きゅっと眉をひそめた。

「どこにいるんだ?見えないんだが」
やっぱりそうか、と眉を寄せ、ここ、と言葉にする。
『ここ。闇騎士の目の前に。……今日は闇騎士には見えないみたいだけど』
私の言葉に、闇騎士は「見えない?」と首を傾げる。
『どうやらそういうときがあるんだよね』
私もよく分からないんだけど、と呟けば、闇騎士は少しばかり不満げに、けれどちょっと嬉しそうに「そうなのか」と頷いた。

何でそんなに嬉しそうなのだ。助かったからか?なんて思っていると、闇騎士は真正面を―――つまりは私のほうを見つめて、ゆっくりと口を開いた。
「また会えて、よかった」
もう会いに来てはくれないのかと思った、と言われ、心の中で「こっちはそういうつもりだった」と頷く。
けれど、どういう偶然なのか、レディローズに姿を見られ、闇騎士のことを頼まれて、そしてここまで来てしまった。

『偶然って、すごい』
ほうと溜息を吐いてそう言うと、闇騎士は「こういうのを神のお導きというんだろう?」と生真面目な表情で言葉を紡いだ。
神のお導き、ねえ。
そんなうさんくさいものよりも、偶然と言った方が私としてはしっくりくるのだけど、まあ闇騎士がそう思うのなら彼にとってはそうなのだろう。

「女神、」
少し声を潜めて私を呼んだ闇騎士は、ちらりと辺りを見渡してから「俺以外には聞こえないし、見えないのか?」と尋ねてきた。
その問いに思わず『ううん』と唸り声を上げると、闇騎士はどうなんだと更に詰めてくる。

『どうなんだって言われても……そうだなぁ、今日はまずレディローズに見られたし、ここに来てから鳳家の坊ちゃんに見られたけど……他の人はよく分かんない』
言葉と同時にきょろきょろと辺りを見渡してみたが、誰も私に気付いた様子は無い。
誰かに声だけなら届くのかもしれなかったし、触れるのかもしれなかったが、わざわざそれをする必要も無いだろう。
他の人には見えてないみたいだけど、と闇騎士に視線を向けると、何故か彼は不機嫌な表情で唇を結んでいた。

『……何で怒ってんの?』
「俺だけにしか見えないのかと思った。……前に会ったときは、そう言ったじゃないか。俺が初めてだと」

そういえば、そうだった。闇騎士が一番最初の人だった。
闇騎士はこの世界で初めて私の姿を見ることができて、そして初めて話すことができた人だ。
それまでは私が一方的に知っているだけで、闇騎士は私のことなんて知らなくて、それは昨日会った3人だってそうだし、レディローズだって、鳳家の坊ちゃんだって同じだ。みんな私のことなんて知らなかった。

けれど。
「女神?」
どうしたんだ?と問われ、『何でもない』と言葉を返した。
じっと闇騎士を見つめると、綺麗な顔や首筋に細かい傷ができていて、思わずぎゅっと眉を顰めた。痛そうだ。

『―――そういえば、聞くの忘れてたんだけど、何であんな変なところにいたの?それに、他の人は?』

私がそう尋ねたのと同時に、「手塚!」と誰かが闇騎士を呼ぶ声がした。
闇騎士が視線を動かして、その誰かを見つけようとする。私もきょろきょろと視線をさ迷わせると、向こうから誰かが走ってくるところだった。

「不二?」
何で不二がここに、と呟かれた言葉に、私は思わず『ひっ、ししし白魔術師・不二周助か……!』と悲鳴を飲み込んだ。
 



白魔術師・不二周助。
闇騎士と同じアクイローネの国の人間で、そして聖帝の騎士団の一人でもある。
白魔術師というくらいなので、勿論青師の方に属していて、その名前は魔術をかじったことのある人間ならば誰でも知っているだろうというほど有名だった。

ヨルを除けば聖帝の騎士団で一、二を争うほどの実力者で、東(つまりはアクイローネのことだ)に不二あり、西(こっちはオーヴェストのこと)に幸村ありと言われている。
どちらも幼少期に魔物と契約を交わしたとか、むしろ魔王を葬り去ったとか、そんな妙な噂までもが流れていて、あまりお近づきにはなりたくないタイプの人間である。

かくいう私は1・2年ほど前に彼の近くで目覚めたことがあったのだが、もう、本当に、死ぬかと思ったのだ。いや、死ななかったけど。

目が覚めて、自分がいる場所をぼんやりと確認して、あくび。
ちなみに目が覚めた場所は彼の自室―――聖帝の騎士団用の寮の一室―――だった。
窓の傍で読書なんてしている男の人を見つけて、ぱちりと瞬きをする。
そして目に入った綺麗な作りの顔に「おお、ラッキー!」なんて思ったのはほんの一瞬のこと。

次に襲ってきた雷撃に、私は失神しそうになった。
勿論彼は見えていたわけではないのだろう。けれど、彼はどうやらそういう気配に聡い人だったらしく、いきなり雷撃を放ったのである。
「あれ?おかしいな?誰かいたと思ったんだけど」じゃないっつーの!本気で死んだらどうしてくれる!と私は黒焦げになった壁にへばりつきながら心底思った。
本当、ちびりそうなくらいに怖かったのだ。


それ以来私は、彼を見つけても絶対に近寄らないようにしていたし、勿論今後もそのつもりだった。
なのに!なのに何故こんなところに!
だんだん近づいてくるその姿に震えが走り、私は慌てて闇騎士の後の木に隠れた。
また雷撃なんて放たれたら、私は今度こそ本気で泣くし、気を失うし、下手したらこの年になってちびる。っていうか本当の私は今眠っているわけで、つまり……おねしょ!それだけは絶対にイヤー!

がくがくぶるぶるしながら、闇騎士、と小さく声を出すと、闇騎士も小さな声で「どうした」と問うてきた。
『あの、私、これで、失礼する』
あの人に近づくの嫌だ、と心の中で付け加えると、闇騎士は「何故!」と声を上げた。
うるせえ、何故じゃねえ!こっちはあの男に殺されそうになったことがあるのだ!そんな奴に近づけるか!そう言おうか言うまいか悩んでいる間に、不二さんはすぐそこにまで来ていて、私は逃げるタイミングを失った。

「手塚、案外元気そうだね」
僕まで呼ばれたのに、案外すぐ見つかるし、とつまらなさそうに言葉を零したものの、その瞳にはどこか安堵が滲んでいる。
この男も友人の前ではこういう顔をするのかと、ちょっぴり驚いた。
私の中で不二周助=いきなり雷を落としてくる恐ろしい悪魔だったからな。

「ああ、どうにか生きている。―――不二、仲間は、」
仲間。この場合、闇騎士と一緒にヴェルディアへ行くはずだった騎士のことだろう。
闇騎士の言葉に「重症だけど、命に別状はなさそうだよ。みんなしぶといから」と不二さんは小さく笑った。
よかった、生きてたのか。そう思ったのは闇騎士も私も同じで、二人で同時に胸を撫で下ろす。

それで、と不二さんは闇騎士の前にしゃがみこんだ。
そうしてから密やかに、誰にも聞かれないような小さな声で言葉を紡ぐ。
「やっぱり犯人はヨル狩りの連中?」
「……分からない。俺が狙われたのは確かだが、格好はその辺の夜盗と同じだった。……それにしては剣が整いすぎていたし、統制が取れていたとは思うが」
思い出すようにどこか遠くを見つめながらそう言った闇騎士に、不二さんは「それ、」とちょっと呆れたように闇騎士を見やった。

『……それは明らかにヨル狩りじゃないの?』
思わずぽつりと呟くと、不二さんは細い肩をぴくりと揺らす。
私はヒッと飛び上がった。この反応は聞こえている!

「手塚、誰かいるみたい。怪我してるんだったら動かないでよ。一人でやるから」
「だだだ誰もいない!誰もいない!絶対に誰もいない!」

何で闇騎士はそんなに嘘が下手なんだー!
思わずぶん殴りたくなってしまった拳を押さえ込みながら、びょんと木の上に飛び上がる。ただの気休めでしかないが、それでも近くにいるよりはマシだ。
不二さんは当然ながら闇騎士の言葉の躓きを妙に思ったらしい。
「何か知ってるの?」と綺麗な笑顔で闇騎士の胸倉を掴んだ。怪我人にも容赦がない!

私ががくぶるしながら二人の様子―――「手塚、何か隠してるね?」「隠してない!断じて隠してない!」「へえ、女の声だったと思うけど、まさか手塚浮気じゃ」「違う!」―――を眺めていると、森から騎士が数人戻ってくるところだった。

って、げ!鳳家の坊ちゃんだ!
慌ててもうちょっと上に登り、葉の間に埋もれる。
これで見つけられないだろうと、私は小さく息を吐いた。面倒ごとはごめんである!


「本当なんですって、忍足さん!女神様がいらっしゃったんですよ!」
「はいはい、分かったからちょっと黙っとき」
「本当に綺麗だったんですよ!」
「はいはい、よかったなあ」

私は先輩騎士達に適当にあしらわれている彼を見て、思わず顔を覆った。
恥ずかしすぎる、あの馬鹿……!
あのときの彼の目には女神様フィルターがかかっていたから、黒髪で黒い目で黒い服を着ていて、ついでに透けていた私は3割増しどころか100割増くらい美人に映ったんだろう。
だがしかし、散々褒めちぎられている“女神様”―――認めたくないが、彼の脳内では私のことだ―――は、中の中、できれば中の上くらいにはいたいと思う、普通の女の子というやつである。

ああ、その黒絹のような髪とか、黒耀のような瞳とか言うの、本当にやめて!聞いてる人みんな引いてるから!
私は心底そう思ったが、彼にはやめる様子がないどころか、更に自分の世界に入りだしている。
引いてないで、誰か殴って気絶させてあげるべきなのだ。


決して女神様について口を割ろうとしない闇騎士と、うっとりと女神様について語る馬鹿が一人。
その対照的な二人とこれから深く関わっていくこととなるのだけれど、そんなことは今の私はまだ知らない。



 


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